ライブハウス編1

この章ではライブハウスでのバンドアンサンブルを説明していきましょう。

ステージ上でバンド全員が出来るだけ演奏しやすく、
客席でも全パートの音が分離よく聞こえるバンドアンサンブル、を目標にしていきます。

ドラム、ベース、ギター×2、キーボード、ボーカルの6人バンドが、キャパ(収容人数)300〜400程度のライブハウスで演奏する場合を例に説明します。

なおPAはステージ上全部の音をPA(注)、 モニタースピーカー(注)が6個あることを想定しています。
要するにちゃんとしたPAがあるところでのバンドアンサンブルの解説になりますね。

基本的に「練習スタジオ編」でのバランスの取り方と一緒です。

全部のアンプをボーカルの立ち位置に向けて、ボーカルの立ち位置で
バスドラが聞こえるようにベース、
ベースに合わせてギター×2と決めていきます。
(キーボードはステージの隅になる事が多いので、キーボードアンプはキーボード本人用にして、モニターでステージ上のバランスを作る事が多いです)

後はモニターからボーカル、コーラス、キーボードを返してもらえば、ボーカルの立ち位置では、全員の音が聞こえることになりますね。

ボーカル以外の人は立ち位置で調整、とはなかなかいかないので(見た目があるからね)
聞こえにくい音をモニターから返してもらうことになります。

ドラム、キーボードは自分以外の音は聞こえにくい場所に追いやられることになるので、モニターからたくさんの音を返してもらうことになりますね。

なおモニターから返してもらう音数は、少なければ少ない程よく聞こえます。
モニターから全部の音を聞こうとして、注文していったら全部聞こえなくなった、ってことはよくあります。

アンプの位置や高さや角度を工夫して、出来るだけ生音だけでバランスよく聞こえる状態を作ってやれば、いろんな方向から音が聞こえてくるので、たくさんの音が分離して聞こえてくるって訳ですね。

自分たちだけでステージ上のバランスを作れるようにしておくと、PAにあまり頼らないで自力で演奏しやすい状態を作れるので、初めていくライブハウスでもすぐに対応出来るようになりますよ。

ちょっと長くなるので[ライブハウス編2]に続けます。


カテゴリー: バンドアンサンブル 
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